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南部せんべい


かつて南部藩の領地であったこの地域で、野戦食や常備食として兵士や農民の命を支えてきたのが南部せんべいの始まりといわれています。

小麦粉と塩、そして水を練って鉄型で焼き上げるという至ってシンプルな工程だからこそ、噛みしめるほどに素材本来の素朴な甘みが広がり、縁の「ミミ」の香ばしさや、胡麻やピーナッツの豊かな風味が、厳しい冬を越えてきた先人たちの知恵と温もりを伝えてくれます。