Stewardship国立公園らしくあるために

We are stewards of the National Park.

100年前、先人が見た風景を。100年後、まだ見ぬ誰かが見る風景を。
私たちは十和田湖の豊かさを「未来からの預かりもの」と考えています。
Stewardship(スチュワードシップ)とは、かつて王の不在を守った「執事」の職務を意味する言葉。
私たちの行動が正しいかどうかを判断するのは、未来の住人であり、未来の旅行者です。
彼らに恥じないよう、この場所をお預かりしている責任を、
私たちは何よりも大切にしています。

More Local-もっと地域を-

この土地の風土に根ざした、豊かさを届けます。
地元の生産者、事業者との連携を深め、十和田ならではの文化を、訪れた旅行者へとつなぎます。
青森、岩手、秋田の北東北3県のおへそに位置する、十和田。
この地ならではの物語を紡ぎ、この場所でしか味わえない深い体験を紡ぎ出します。

Less Impact-もっと優しく-

環境負荷の最小化を徹底します。
エネルギーの効率化や廃棄物削減、自然由来の素材選定など、施設の営みそのものが環境に配慮し、十和田の生態系の一部でありたいと考えています。
訪れる旅行者とともに、環境へのインパクトを最小限に抑えつつ、自然への敬意を目に見える形で表現します。

Decent and Comfort-そして心地よく-

雪の音に、雨の気配……。
窓の外に広がる十和田の自然と室内が溶け合うような、この地らしい空間を創出します。
心身を優しく包み込む温かなしつらえは、四季、天候を問わず、快適な空気環境。
窓一枚で隔てた自然を意識しつつも、精神が深く凪いでいく時間を提供します。

一日の終わりに心身を委ねる寝具だからこそ、私たちは素材の力と安全性を追求しました。全客室に、京都の老舗寝具メーカーIWATAの「ラークオール」を採用しています。ヤクやラクダなどの天然毛を幾層にも重ね、スプリングを使用しないマットレスは、蒸れにくく、理想的な支持力で深い眠りを誘います。肌に触れるベッドリネンもすべてIWATA製。自然の呼吸を感じながら、十和田の夜を健やかにお過ごしいただけます。

室内を流れる「風」を意識させない。それが、uquiが提案する究極の心地よさです。PS社製の輻射熱冷暖房は、パネルからの自然な熱移動により、部屋全体が均一な温度に。夏はエアコンのような乾燥や騒音、埃の舞い上がりを気にすることなく、ひんやりとした心地よさ。冬でもまるで陽だまりにいるような穏やかな温もりが身体を包み込みます。窓の外に降る雪の音に耳を澄ませる、静寂な冬のひとときを演出します。

冬の窓からの熱損失は6割近く。窓は建物の断熱で最も大事な建具です。ファサードには地元十和田のメーカー「日本の窓」の木製サッシを、その他の窓も高性能なトリプルサッシを採用しました。風のない空調の効果が最大化されるのも、断熱があってこそ。壁の断熱とともに熱の流出を最小限に抑えることで、環境負荷を低減。窓際の寒さを解消し、冬でも薄着でゆったりと寛げる高い居住性を実現しています。

私たちが消費するエネルギーも、この土地の循環の一部でありたい。ウキでは、地元・秋田の電力会社「かづのパワー」を通じて、100%再生可能エネルギーを使用しています。100年以上前から稼働する水力発電や、半世紀以上の歴史をもつ地熱発電による電気を使うことで、地域経済の活性化と脱炭素社会の実現に寄与します。灯る明かりのひとつひとつが、未来の風景を守るための選択に繋がっています。

地球上で、そのまま利用できる水はたったの0.01%。汪々と水を湛えているここ十和田でも、限られた水資源を大切に使うため、最新の節水設備を導入しています。トイレには3.8L/分という脅威の節水仕様であるTOTOのネオレストRS2を採用。シャワーにはオーバーヘッドタイプの心地よさを損なうことなく、1分間の流量を約7リットルに抑制しました。快適さを損なうことなく、日常の何気ない動作の中に意識せずに環境配慮ができる設備にしています。

「使い捨て」という習慣を可能な限り見直しています。歯ブラシなどの使い捨てが当たり前だったアメニティを、あらかじめ客室には置いておりません。使い慣れたものをお持ちいただくことでゴミを削減し、過剰な消費を抑える。小さな選択の積み重ねが、十和田の美しい湖畔や森の生態系を守るための大きな一歩になっています。

十和田の風を肌で感じ、地形の起伏を楽しむ。そんなスローな旅を推奨するため、レンタサイクルの貸し出しを行っています。また、公共交通機関や自転車など、環境負荷の少ない「グリーンな移動」に関する情報を提供しています。車では気づけない地域の細部や物語に触れる、地球に優しい移動のあり方をしてみませんか。

直接肌に触れるタオルや寝具には、厳しい安全基準をクリアした「エコテックス®スタンダード100」の認証品を選びました。また、ヘッドアメニティの「NEMOHAMO」や、洗濯洗剤の「ecostore」など、生分解性に優れ、水環境を汚さないプロダクトを厳選。使うほどに心地よく、環境負荷が抑えられている。そんなプロダクトに囲まれた滞在をお約束します。

施設から出るゴミを毎日計量し、その種類や傾向を把握することで徹底した削減に取り組んでいます。仕入れの段階から過剰な包装を避け、個包装されていない商品の購入を優先。単に捨てるものを減らすだけでなく、上流から無駄を断つことで、廃棄物が環境に与える影響を最小限に抑えています。

どんな食事を選ぶ旅行者にも、uquiならではの豊かな食体験を。地元の野菜や豆類などを主役にした、ベジタリアン・ビーガンメニューも提供しています。アレルギー表記も徹底し、誰もが同じテーブルを囲み、安心して「美味しい」を共有できる環境を整えています。

半径100キロ圏内を「十和田湖圏」と捉え、青森、岩手、秋田の豊かな食資源を積極的に取り入れています。地域の生産者と顔の見える関係を築き、その土地ならではの食材をふんだんに使用。移動に伴うCO2排出を抑えるとともに、この場所でしか味わえない鮮度と物語を料理に込めます。北東北の「おへそ」である十和田から、地域の豊かさを世界へと発信します。